平成ノブシコブシ徳井健太(43)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、同日の第96回選抜高校野球大会で21世紀枠として甲子園初出場を果たした母校の別海高校(北海道)の健闘を称えた。

別海は東海大相模で長年監督を務めた門馬敬治監督が率いる創志学園(岡山)と対戦し0-7で敗れたが、9回裏に2安打で粘りの攻撃を見せるなど奮闘。徳井は試合終了直後に「一点だけでも良いから取りたい!って甲子園観てて初めて思った」と振り返りながら「諦めてなかった別海高校、9回の裏の猛攻。夏、また来ようぜ」と健闘をたたえ、夏の大会に向けたエールも送った。

試合開始直後には「甲子園の風に揺れるユニフォームの『別海』の文字をテレビで観る日が来るなんて信じられない」と感慨深げに投稿。ハッシュタグに「#別海高校」と記していた。

別海は昨秋の道大会で、選手16人ながら4強まで劇的に勝ち上がった。生乳生産量が日本一の酪農の別海町で、牛の数は人口の8倍以上。野球部員には酪農家で育った部員も多い。冬場はビニールハウスの中で練習するなど鍛錬を積んでいる。島影隆啓監督(41)も家業のコンビニエンスストアの副店長を務めるかたわら、指導を務めた。甲子園出場は春夏通じて初で、甲子園史上最東端の出場校となった。

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