日本テレビは25日、都内の同局で定例会見を行い、同社が昨年9月に子会社化した「スタジオジブリ」の作品「君たちはどう生きるか」が第96回米アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した件について言及した。

「スタジオジブリ」の社長を兼務し、授賞式にも向かっていた同局の福田博之専務は「想像していたよりもスタジオジブリや宮崎駿さんらの知名度が高いんだなと。どこにいっても名前が出てくることに驚きました」と振り返った。

現地の関係者やメディアになぜ作品が受け入れられたのか逆質問も行ったといい、「『風立ちぬ』以来の久しぶりの宮崎駿さん作品だということ、そして今回の映画の内容で理解できない部分はあるが『強烈なパッションを感じた』と。圧倒されたという印象持った人が多かったように感じました。あとは配信などが盛んになり、知名度が向上したこと。大きくはこの3点だと思います」と語った。