俳優岡本健一(54)と、その長男岡本圭人(30)が28日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演した。親子そろってトーク番組に登場するのは初めて。

健一が独特の子育てエピソードを披露した。「自分が楽しいところに一緒にという感じ。生活も大人の時間に合わせる。規則正しくなかった。そうしないと、夜泣きしちゃう」と話した。圭人が生まれて1年間は子育てに専念。「生まれたときに一緒に過ごせなかったと偉人の話を聞いて、そうしようと思いました」と説明した。ハタチになるまでは育て上げるとも決めていた。朝、遅刻しないように学校を行かせたりした。

20歳になった日のことを圭人は振り返った。「ふすまを開けて『おめでとう』と安堵(あんど)した表情を見せ、自分の好きなように生きてと言われたのを覚えています」と語った。

実は9歳の時、単身英国に留学し、5年もいたという。「英語をしゃべることができた方がいいし、高校や大学の時に『外国へ行け』と言って、いやだと言われたら終わり」と父が意図を明かした。

「当時、行きたくなかった。気がついたらイギリスにいた。アルファベットも分からない状態だった。英語を話せるようになった」(圭人)。これがのちのち人生の役に立った。