俳優岡本健一(54)と、その長男岡本圭人(30)が28日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演した。親子そろってトーク番組に登場するのは初めて。

圭人は9歳で単身、英国に留学して5年間現地にいた。英語が堪能になり、5年前には米国(NY)の演劇学校に通うこともできた。その入学オーディション用の演劇映像を撮影する際、「父からあまりにもダメ出しが多すぎた」と笑う。

ただ、圭人にとって役者の父は「一番尊敬してますし、一番あこがれがあります」と評した。子供の時、刺激的な役の父を見て、「何で父親が違う女性とキスしているんだろう」「自分と違う息子がいる」と困惑していたという。同時に舞台に立ちたいと興味がわいた。

3年前には父と初めて舞台で共演できた。「やっと違う道に行けると思いました。同じ道を歩んでいたらかなわない。違う道を歩んでいかないと、役者として成功できないと思いました」と、自分の道を選択した。今後は「日本の作品を海外で英語で上演できたら」という夢もある。