キャスターの辛坊治郎氏が28日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。ダウンタウン松本人志(60)が「週刊文春」側に対して起こした訴訟の第1回口頭弁論がこの日、東京地裁で開かれた件に言及した。

この日、松本本人は出廷しなかったが、辛坊氏は「松本さんは出なかった、出廷しなかった、それがなにか問題であるかのようなニュアンスのニュース原稿を耳にすることが多いんだけど、はっきり言ってね、本人が出てくるのは1回か2回だと思いますよ」と民事裁判について解説。

自身の経験として「わたくし自慢ではありませんが、買った家の地盤が崩れたので不動産業者を訴えたことがありまして。民事訴訟をやっていたんですよ。民事訴訟をやって、2年間裁判やって、私本人が出て行ったのは1回だけですから。だいたいそういうものです、民事裁判て。だから今後どのタイミングで本人が出てくるのか、どういう証人が出てくるのか、それは訴訟指揮にもよるんで」などと続けた。

そして「私なんかひどかったのは、1年間一生懸命裁判やって、弁護士さんがやってきて”あの、1からやり直しになりました。人事異動で裁判官がこの春、変わることになりましたので”って。え~?って。で、2年やったあげく、最終的には和解しましたけどね。2年間で1回だけ。法廷に立ったのは。腕ぐるぐる回してしゃべってやろうと思ってたら、裁判長が”えー、聞かれたことだけしゃべってください”って。むっちゃ腹立った」と笑いも交えて当時のエピソードを明かし、「だから今日、松本さん出ていかなかったのは”普通”です」と強調した。