漫画家の小林よしのり氏が、29日までにブログを更新。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳水原一平氏(39)の騒動について私見を述べた。

小林氏は「大谷翔平を疑う奴がいるなんて、よっぽど不幸な奴なんだろう。通訳・水原の最初のつくり話を、よく信じ込むことが出来るもんだ」と、水原氏が違法スポーツ賭博で抱えた450万ドル(約6億7500万円)の借金を大谷の銀行口座から返済したとされる件で、大谷の関与を疑う一部の声に言及。「そのような奴は、『強者は嘘をつく、弱者は嘘つかない』という方程式が脳内で出来上がっているのだろう。平等主義が脳髄に達した奴は、強者の転落が最高のご馳走だ。それがキャンセルカルチャーの発生源となる」と指摘した。

自身も過去に「嘘つきには何度か会ったことがあるし、しっかり騙されたこともある」といい、「カネに関する嘘は最悪で、信頼を取り戻すことは出来ない」とピシャリ。「大谷は被害者であって、すごくいい経験をした。自分を裏切る奴がいることを、強者は学んでおくべきだ。そして自分が衰えたら、裏切り者は続出する。さっさと消え去るのが肝要だ」とつづった。