米オスカー女優ジェイミー・リー・カーティス(66)と映画「バットマン」シリーズなどで知られる俳優マイケル・キートン(74)が15日、米ユタ州の大学で演説中に射殺されたトランプ米大統領に近い保守系の政治活動家チャーリー・カークさんの事件についてそれぞれ言及し、哀悼の意を示した。
事件から1週間近くたつが、いまだ米社会に大きな衝撃を与えており、リベラル派や移民への攻撃的な発言を繰り返してきたカークさんの死を巡って政治的分断と対立が深刻化している。
そんな中、リベラル派として知られるカーティスはポッドキャストでカークさんの死について、「彼の発言のほとんどすべてに私は同意できなかったが、彼は信仰の人だったと信じています。そして、亡くなるその瞬間に、彼は自分の信仰とつながっていると感じていたことを願っています」と述べて涙を見せた。
「彼の考えは、私には忌まわしいものだった」と自身とは異なる考えを持っていたことを認めつつ、「それでも彼は父親であり、夫で、キリスト教徒だった」と話し、若い死を悼んだ。
一方、米調査報道記者・編集者協会(IRE)創立50周年記念ガラに出席したキートンは、「本題に入る前に少し時間を使わせて下さい」と前置きしてスピーチの冒頭でカークさんについて言及。「彼の発言の多くには、おそらく、おそらくではないかもしれないが、同意できない部分もあったでしょう。しかし、チャーリー・カーク氏は2人の子どもと妻を残してこの世を去りました。このことを忘れてはいけません」とと述べ、政治的暴力に反対の立場を示した。「結局のところ、人を撃つ行為は何の解決にもならない。彼が銃で撃たれたという皮肉は、信じがたいことだ」と語り、対話の重要性を訴えた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)



