宝塚歌劇団星組新トップ暁千星(あかつき・ちせい)が1日、兵庫・宝塚大劇場で、本拠地お披露目作「恋する天動説」「DYNAMIC NOVA」の幕を開けた。
大羽根を背負い、本拠地の大階段を下りた。公演前のインタビューでは「ちゃんと下りられるかなって思ってます」。こう笑っていたが、堂々かつ華やかに初日舞台に立った。相手娘役に迎えた同時就任の新トップ娘役詩ちづるとともに、新生星組の誕生を印象づけた。
「恋する天動説」(作・演出、大野拓史氏)では、3つボタンのスーツでダンスミュージックに興じる労働者階級の若者集団“モッズ”のリーダー格アレックスを演じた。
詩演じるシンシアとの若く甘酸っぱい青春の恋模様に、暁は「見ている方もくすぐったくなるかもしれませんが、素直にこれだけ気持ちを伝えることって大切なんだなって自分自身も感じますし、若いからこその勢いも感じるし、甘酸っぱい恋を見せていけたら」と語っていた。
ライバル集団“ロッカーズ”のリーダー格レスリーを演じるのは、宙組から星組へと異動してきた同期の瑠風輝(るかぜ・ひかる)。「同期ながら、いち舞台人として尊敬できる役者」という瑠風と、熱い友情模様を繰り広げた。
一方、「DYNAMIC NOVA」(作・演出、稲葉太地氏)では、力強く輝く新しい星NOVAに導かれながら、あまたの星々を巡っていく。見どころは、暁自身が「今までに自分もないし、宝塚でもあまり見たことがない」と話していたプロローグで登場するシーンのリフト。詩とのデュエットや客席降りでも魅せた。
宝塚は2月8日まで、東京宝塚劇場は2月28日~4月12日。



