ベテラン漫才コンビ海原はるか(77)・かなた(78)が13日、大阪市内で「渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ『MIRROR』-Deconstruction and Rebirth-解体と再生-」(5月16日、フェスティバルホール)の記者発表会見に出席した。

音楽家渋谷慶一郎氏(52)による、AIが歌い、生のオーケストラ、ピアノ、電子音、映像、そして1200年の歴史を持つ仏教音楽・声明が融合する革新的オペラ。渋谷氏の亡き妻マリアをモデルとして、25年に制作された最新人型ロボット「アンドロイド・マリア」が歌う。

公演で歴史ある声明が行われるということで、大阪で歴史のある漫才コンビとして2人に白羽の矢が立ったわけだが、最先端の技術を駆使したアンドロイドと芸歴55年を迎えた大ベテラン漫才師の組み合わせに、はるかも「『何のために呼ばれたんかな?』と思った」と苦笑い。

それでも、マリアに話しかけたり、目の前で漫才を披露したりと積極的にコミュニケーションを取った。

最初はマリアの反応に「僕のこと嫌い? 怒ってる?」とおっかなびっくりだったが、かなたがはるかの髪に「フーッ」と息を吹きかけるお約束の“一髪”ギャグも繰り出し、マリアから「はるかさんの髪の動きがめっちゃ好きやねん」とほめてもらうと、すっかりご機嫌に。調子に乗って、「僕もマリアちゃんの髪をフーしたい」と希望し、「私の髪は風でなびかへん仕様やねん」と拒否されて笑いを誘う場面もあったが、「マリアちゃんの顔がだんだん笑顔になってくれて、ちょっとホッとした。少しでも和んでくれたので役目を果たせた」と笑顔を見せた。

かなたも「トリオでの可能性もなきにしもあらず」と、今後、公演でアンドロイドとのトリオ漫才の可能性も示唆した。