女優の東ちづる(65)が27日までに、X(旧ツイッター)を更新。憲法改正の論点となる、「戦争放棄」「戦力不保持」「交戦権の否認」を定めた9条について言及し、改憲に疑問を呈した。

東は「憲法9条あれこれ」として、その主な効果について「参戦を“断るための理由”として機能し、アメリカの代理戦争に駆り出されにくい」との解釈を挙げ、「『集団的自衛権のフル行使』や『海外での戦争参加』に、法的・政治的強いブレーキがかかるので、イラク戦争などでも、『後方支援まで』『戦闘地域には行かない』という、9条+政府解釈+国内世論の合わせ技で線引きができた」と記した。

また、他国からの武力攻撃に対する「反撃能力」の保有も議論されるが、東は「他国から攻められたら反撃はできる。9条があっても、丸腰ではない」と言及。「武力攻撃事態法」「自衛隊法」「政府解釈(専守防衛)」の3点を挙げ、「『先に攻めない』けど『攻められたら守る』体制は、すでに存在している」とした。

さらに「他国からの攻撃への日本の抑止力は9条だけではなく ・日米同盟 ・国際世論 ・多大な経済的影響 などの複合的な理由で、“日本を攻める=侵略者になる”という構図になるので、攻撃しづらい」と私見を述べ、これらのことから「憲法9条は『世界に対する日本の約束』であり 『自国を守るための安全装置』でもある 守るべき理想。というわけで、“感情的な護憲”でも、“机上の理想論”でもなく、国際政治から冷静に見た現実論を挙げてみた」とまとめた。

その上で、「よって、わざわざ憲法を変えて、リスクを増やす理由が見当たらない」と指摘。「改憲は、“必要だから”ではなく、“変えたい人の政治的意図”があるからでは? 具体的に、9条のどの部分が何の問題を起こしているのだろう?」と疑問を投げかけた。