俳優木村拓哉(53)が20日、都内で映画「教場 Requiem」(中江功監督)初日舞台あいさつに登壇し、観客450人を本気指導した。

警察学校の実態をリアルに描いた人作シリーズの最終章。俳優の綱啓永(27)齊藤京子(28)KEY TO LIT猪狩蒼弥(23)ら警察学校の生徒役キャストは、撮影開始前に数カ月間の訓練を受け、クオリティーを突き詰め撮影に挑んだ。イベント終盤には司会者に促され、生徒役キャストと木村で、劇中でおなじみの敬礼ポーズを披露することに。「風間公親」こと木村教官が流れを整えたのち、猪狩の「気をつけ! 敬礼!」というかけ声がかかると、キャスト陣はピシッと背中を伸ばしりりしい姿を披露。服装こそ違えど、劇中さながらの張り詰めた緊張感に包まれ、会場は感嘆の声が漏れた。

パフォーマンスはまだ終わらない。木村はそれまで背を向けていた客席に振り向くと自ら「やりますか?」と観客450人をお誘い。戸惑う観客に「(手元の)おしゃれなネイルとか開きたくなるのは分かるけど風間教場では許されないので」とスイッチオン。厳しさはありつつ「声張り気味で。口パクは絶対ダメです」と終始ノリノリだった。

いざ本番へ。1発目は独特な空気に笑いが盛れてしまい、木村教官は「やり直せ」と“テイク2”を要求。泣きの一回は息ぴったりに決まり「背中でみんなの本気を感じました。すごいよかったです!」と一体感に花丸をつけた。【望月千草】