子どもの貧困をテーマにした映画「未来」(瀬々敬久監督、5月8日公開)のトークイベントが4月23日、東京・六本木蔦屋書店で行われ、映画に出演した北川景子(39)が参加しました。

これまでの人生で何が自身を支えたかとの質問に「親の言葉」だと答えました。「芸能界入りするために17歳で上京。この仕事をするかしないかを悩んだ時に、親が『ダメだったら帰ってくればいい』と言ってくれた。なりたいことや若くして夢を見つけたなら、それに自信を持てばいいと両親に言われた言葉が支えです」と説明をしました。

映画タイトルにもなっている「未来」という言葉への思いも明かしました。北川は95年の阪神・淡路大震災を小2の時に経験しています。「幼い頃から『先の未来』を想像できなかった。未来は不確かで、ある日突然に奪われるものだという考えが小さいころからあった。それがよくないというか、もっと期待感を持たないといけないと思っています」。そして、映画「未来」について「光の当たらない場所や困難な場所にいて、未来に対して確かな希望を持てない人たちの救いにこの作品がなったらいいな」と続けました。

取材会場はかなり手狭で、北川と記者とは約2メートルの近距離。ひと言ひと言をかみしめるように話す表情を見ながら「まじめで誠実な人なんだな」と思いながらペンを走らせました。

イベントを終えて会場から退出する際、北川は1度立ち止まり、取材陣に向かって深々と一礼をしてから去りました。記者の多くはすでに帰り支度を始めているので北川の方を見ていません。その光景を見て、あらためて「まじめで誠実な人」だなと実感しました。

実は3月下旬に北川がキッコーマンの豆乳PRのイベントの出演した際も取材をしています。夫のDAIGOとの間に生まれた長女(5)と長男(2)の2人の子育てについて「朝は子どものご飯を作って、日によってはお弁当もあって着替えさせてとすごく忙しい」と語っていました。多忙ながら、仕事もプライベートも充実していることが伺えます。

北川のことをDAI語で表現すればMIP(マジで・いい人・っぽい)となります。【松本久】