お笑いコンビ、アキナ山名文和(45)が3日、大阪市の心光寺で初の書道展「生きる~読んでにやつき見て感動して~」(5日まで)で書道パフォーマンスを披露した。

昼過ぎの時点で約1000人が訪れ、寺の外まで来場者があふれ出すほどの盛況ぶり。書道パフォーマンスでは、大勢のファンの前で「生」の字を披露。妻の宇都宮まきや子供の前でかっこいい姿を見せたいところだったが、結果は「あ゛ー。最悪や。最悪や。最悪や…。すいません。ホンマすいません」とがっくりするほどの大失敗。「ヤバい。マジで写真撮らんといて。やってもーてるやん」と嘆きまくった。

イベント後の囲み取材でも「心の迷いが出まくった。1突き目はまあまあ良かったんですけど、2画目で筆先がどんどん太くなって『もうええわ。どうにでもなれ』ってなりました」と心の迷いを吐露。お笑い芸人としては、“おいしい”ようにも思えるが「ふざけてるならええんですけど、ただの失敗なんで。これはダメ。わざとじゃない。生きてるぶざまさが出ましたね」とうなだれた。

元々書道が好きで字を書いてきたが、昨年、相方の秋山賢太が体調不良で休養したのを機に「秋山さんが戻ってくるのを待ちながら、やりたいことを全部やろう」と本格的に書道に打ち込んだ。

書道展に展示される文字も潔く「生きる」のみ。「秋山さんは命に関わるということではなかったから、『死』に対する『生きる』とかではない」とエールなどの意味を込めたわけではないときっぱり否定した上で、「2人で楽しくずっと続けていたい」。仲の良さをにじませながら「ぶざまに生きている人が、泥水をすすって成しえて行くというのが好きなので。そんな生き方しかできないし、そういう自分でいたいというのを改めて確認するために『生きる』にしました」と語った。

多くの来場者には「やばかったですね」とびっくり。3日間の開催で1000人に来場してほしいと願っていただけに「グッズでキーホルダーを作ったんですけど、今日だけでありえますよね」とニヤリ。年末に京都・清水寺で行われ、一年の世相を一字で表す「今年の漢字」を念頭に、「やってみたら?」と報道陣からけしかけられると、「(取材に)来てくれます?」と笑いながらも、まんざらでもなさそうだった。