WEST.が5日、横浜アリーナで全国ツアー「WEST. LIVE TOUR 2026 唯一無二」神奈川公演初日を迎えた。

今年でデビュー12周年。この日は12枚目のフルアルバム「唯一無二」を引っさげ、リード曲「これでいいのだ!」や「ええじゃないか」などアンコール含め全31曲を披露した。歌あり、コントあり、関西仕込みの7人らしい笑いあふれるステージを展開した。6月28日に千秋楽を迎える今ツアーは9都市28公演で約28万4000人を動員予定。

手を替え品を替えていく“唯一無二”のアイドルだ。リード曲「これでいいのだ!」で幕を開けると、重岡大毅(33)はファン1万5000人を前に「大盛況、大盛況!」と上機嫌。会場のコールに合わせたダンスで一体になると、次は「ラブ受け取れ~!」と自称「王道ラブソング」のデビュー曲「ええじゃないか」を熱唱。アップテンポな曲に乗り、その場を巻き込んでいくパワーの強さは7人の真骨頂。桐山照史(36)の「テンション上がってる?」の問いかけに、会場も「上がってるー!」と即答だった。

WEST.のライブではおなじみとなったコントコーナーも、もちろん健在。メンバーが「見どころ」と認める今作は全員でストーリーから構成、台本までを考案した新作の“ミュージカル”。アメリカの学生に扮装(ふんそう)した小芝居で笑いを誘った後は、アーティストの顔へと変化。濵田崇裕(37)と神山智洋(32)が弾くアコースティックギターを軸に「虹をかける僕ら」を歌唱し、柔と硬の引き出しで魅了した。

10代で出会った7人。デビューから誰ひとり欠けることなく歩み続け、13年目を迎えた。7色に色づいた会場を前に神山は「さらにパワーアップしたWEST.を皆さんに見せていければと思います。皆さんがいるから僕たちは夢を追いかけることができる。それは皆さんが7人を見つけてくれたから」と胸を震わせ、小瀧望(29)も「最高の時間でした!」と目を細めた。この日はこどもの日でもあり「ちっちゃい子もありがとう!」と隅々までファンに感謝。13年目も7人らしく肩を組んで歩む。【望月千草】