覚せい剤と大麻の所持事件で有罪判決を受け、執行猶予期間中に覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた元女優菊地有紗被告(23)は15日、東京地裁(福島かなえ裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述などで、有罪判決から1カ月以内に計3回使用したと指摘。「覚せい剤への依存は顕著」と懲役2年を求刑し、即日結審した。判決は22日。

 菊地被告はかつて「倖田梨紗」の芸名でAV女優として活動。菊地被告に大麻を譲り渡したとして、交際相手の元プロテニス選手(27)も大麻取締法違反罪に問われ、有罪判決が確定している。

 起訴状によると、菊地被告は1月、東京都港区の友人宅で覚せい剤を加熱し吸引した。

 [2009年4月15日21時42分]ソーシャルブックマーク