覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた元アダルトビデオ(AV)女優行天佐知子被告(24)の初公判が4日、東京地裁であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑。半田靖史裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。

 被告は「愛沢ひな」の芸名でAVに出演していた。

 半田裁判官は判決理由で、被告が2002年ごろから知人から入手するなどして覚せい剤の使用を繰り返してきたと指摘。「依存性は高いが反省している」と述べた。

 判決によると、行天被告は6月24日ごろ、東京都港区の自宅で覚せい剤を若干量、腕に注射した。

 [2009年9月4日11時50分]ソーシャルブックマーク