嵐の全国ツアーは、6月24日から始まる東京ドーム3日間公演からスタートする。だが、東京ドーム公演に限ってライブではなく、チャリティーイベントを行う。松本潤(27)が代表し、その経緯を明かした。「電力不足でナイターも日時をずらす中、僕らは毎年ここでコンサートをやらせてもらっているからやるというのは、違うんじゃないかと。中止ではなく、違った見せ方でイベントをして、考えたり、楽しんだりする時間にしたいと思いました」。

 イベントは約90分。ドームを“学校”と見立てる。放送作家小山薫堂氏の監修のもと、メンバーが代わる代わる先生になって、それぞれテーマに沿って授業を行う。先生以外の4人は観客約4万5000人とともに、生徒側に回る。例年、東京電力からの電力供給は使用量のわずか5%。95%は電源車による自家発電で、例年通りの大規模ライブに支障はない。