東宝制作のミュージカル・ウィーン初演20周年記念「エリザベート」の4大都市縦断公演の制作発表が31日、都内で行われた。

 ヒロインには宝塚歌劇でトート役を演じ、今回初めてエリザベート役となる春野寿美礼(39)と昨年に続いて瀬奈じゅん(37)がダブルキャストで演じる。

 春野は「20周年の節目の年なので大切な公演にしていきたいです」と話した。

 日本公演は今回で1000回目を迎える。初演からルキーニ役を演じる高嶋政宏(46)は、「ヨーロッパの宮廷の雰囲気を味わってほしいですね。なにより愛を見せてくれます」とPRした。

 トート役には、山口祐一郎(55)、石丸幹二(46)、マテ・カマラス(35)が、オーストリア皇太子のルドルフ役には、大野拓朗(23)、平方元基(26)、古川雄大(24)がそれぞれトリプルキャストで演じる。

 公演は5月9日~6月27日東京・帝国劇場、7月5日~26日福岡・博多座、8月3日~26日名古屋・中日劇場、9月1日~28日大阪・梅田芸術劇場で行われる。