俳優で歌手の清水健太郎(62)が12日、都内で会見を開き、薬物を完全に断つと宣言した。過去6回、薬物関連容疑で逮捕されたことがある(うち2回は不起訴)。

 「法律に引っかからないものでも、やったらおしまい。外国の国に行ったら出来るけど、自分の心にウソをつく。当たり前のことを当たり前にやる。ウソをつかない人生を生きる。平らなところで、転ばない人生を。(自分は)幸せ者だと思います」

 -薬物でこの人、危ないという人(著名人)は

 「言えません!!

 軽い男ならペラペラ言うかも知れないけれど頭の中に浮かびますが、自分は九州の男なので(口に)チャック」

 -奥さんとの関係性は

 「複雑なんですよ。社長と所属してるタレント、女房と夫、子どもたちにとってはお母さん。事務の仕事も1人でやっている。有能な番頭を見つけ、主婦に戻したい。今は2人で作った会社なので(妻に負担をかけてしまっている)」

 -ASKA元被告に、あらためて言いたいことは

 「ファンに比べたらつらさはない。判決、出たんですか?

 裁判、終わったんですね。ファンへの呵責(かしゃく)の念でいっぱいじゃないですか?

 悪いことしたんだから、自分がつらいのは当たり前。ファンに頭を下げて回ってもいいと思うし、出来ないならいい曲を書いて欲しい。4年待たず、報道の方も、あれだけの方だから許して、切磋琢磨(せっさたくま)して日本の歌謡界盛り上げたい。いい曲を作ってほしい」

 -奥さんは今日、会場にいる?

 「どこかにいます。ウソはつかない。探してみてください(笑い)」

 -(危険)ハーブの映画「3+4=7」は監督、脚本、主演?

 「主演はしません。若者3人が主役です。任侠(にんきょう)ものは今、コンプライアンス問題で難しいですが『縁故』『座布団』『兄弟』と3部作の台本が頭の中に出来つつある」

 -あらためて抱負を

 「4回の懲役を経て、7回の逮捕…と書いていたけど。こんな人間、芸能界で頑張っていいか分からないけれど、支持される限り、若い俳優に負けず1から頑張っていきたい」