爆笑問題の太田光(49)が、スタジオジブリの高畑勲監督(78)の映画「かぐや姫の物語」のブルーレイとDVD(12月3日発売)の特命コピーライターに選ばれ17日、都内で鈴木敏夫プロデューサー(66)と“公開会議”が行った。

 太田は、高畑監督が手がけたテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」などの大ファンでコピーの候補について「『高畑万歳』にしようかな?」などと絶賛した。

 一方で、高畑監督の後輩の宮崎駿監督(72)に対しては得意の毒舌で酷評。「とにかく宮崎駿がイヤ!

 気持ち悪い。(宮崎監督に)スポットライトが当たることが多いのを、高畑さんも面白くないと思う。高畑作品の方が、まっとうだと思う」など機関銃のようにまくしたて、取材陣を笑わせた。

 そもそも、会場に集まった取材陣の人数に驚き、相方の田中裕二(49)が、00年に睾丸(こうがん)肥大で左側の睾丸を摘出した時の会見を引き合いに「ジブリは(集まるメディアの数が)すごい!

 田中がタマを取った時くらい」と言って笑わせた。

 この日は、鈴木プロデューサーと約1時間、かんかんがくがくの議論を展開した末、(1)女性(2)移ろいゆく時の流れ、という2つの方向性が固まった。決定したコピーは、発売日の12月3日に、東京メトロ六本木駅構内の広告や全国の販売店舗のポスターとして掲出される形で発表するという。