タレント真鍋かをり(27)が18日に発売する初のプライベートエッセー「女子!?

 ごころ」(ワニブックス)で、恋愛や自律神経失調症に悩んだ過去、筋金入りの下ネタ好きなどを赤裸々に告白している。芸能生活10周年を迎え、「私の経験がヒントになったり、反面教師になればいい」と、戸惑い悩み抜いた10年をすべてさらした。

 芸能生活10年の節目を迎えたブログの女王が、「仕事」「美容」「家族・友人」「恋愛」の4テーマで、本音の女心がぎっしり詰まった1冊を発売する。

 「恋愛」編では名前こそ挙げていないが、昨年、交際が発覚したお笑いコンビ麒麟の川島明(29)との熱愛報道に触れている。有名タレントと人気お笑い芸人のロマンスとあって、張り込み取材など報道は過熱した。だが、真鍋自身は「ほんと大げさに、すいません。そんなに注目してくれなくて大丈夫です、みたいな。こんなワタクシ事で、大騒ぎになってスミマセン」としきりに恐縮。現在は「とても落ち着いて恋をしています。いわば『同志』っていうのが一番近い気がします」と順調な交際をにおわせている。

 芸能界入りしたきっかけのグラビア時代を「暗黒時代」と表現。人間扱いされなかったつらい体験をつづっている。著名なカメラマンから冷たくあしらわれたり、暴言を吐かれたり。マネジャーの厳しさも「ただ恐怖の対象でしかなかった」。その結果、自律神経失調症を患い、突然涙が出てきたり、過呼吸になった。その経験から「少しでもおかしいと思ったら、立ち止まって自分の心と体に問いかけて」とアドバイスを送る。

 ユニークなのが、下ネタ話だ。父親は風呂上がりに全裸のままでいる豪傑だった。その裸体に母はリボンを巻き、真鍋も高校生までラップを巻いて遊んでいた。「私の下ネタ好きはこのへんからきています」。どこに巻いたかは明確にしていないが、リボンやラップを巻ける適当な場所は下半身の…と想像をかき立てる。ある番組で男性タレントが全裸になっても、隣の女性タレントが顔を手で覆っても、大爆笑で済ませる真鍋の原点を表している。“かをり”どころか、すべてを知ることのできる190ページだ。