俳優西田敏行(60)が22日、北京五輪準決勝で韓国に敗れた星野ジャパンを気遣った。西田はこの日、NHK朝の連続テレビ小説「瞳」をクランクアップした。熱狂的阪神ファンでもあり、収録の合間はテレビの前で声援。「期待していたけど、残念な結果になっちゃった。次の五輪があるわけじゃないし、星野監督のことを思うとつらいよね」と話した。

 日本代表が北京へ出発直前に、共通の知人を介して、都内のすし店で阪神藤川球児投手と会食していた。「五輪シャツにサインをしてくれたので、頑張ってこいと送り出してたんです。あのときは、いい顔してたんだけどなぁ」。西田の目には昨秋のアジア予選に比べて、チーム全体に覇気が感じられなかったという。ただし、藤川にも「野球は五輪だけじゃない。帰国しても負い目を感じずに頑張って欲しい。あとは阪神の優勝です」と励ましの言葉を送っていた。