爆笑問題の太田光(47)が、14日放送TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜午後1時)の収録で、憧れの米俳優ダスティン・ホフマン(75)と対談した。ホフマンが初監督映画「カルテット!人生のオペラハウス」(19日公開)のプロモーションのため来日中で実現。太田は「カルテット!-」が米アカデミー賞にノミネートされず、傷心のホフマンに「今度、僕が映画を撮る時には出てくださいよ。ギャラはすごく安いけど」とオファーし、その場で「OK」と快諾された。

 太田は中学時代に、ホフマンが主演した1969年の「真夜中のカーボーイ」を見て感激。対面するや、緊張しつつも、自分のペースに持ち込んだ。

 太田

 アカデミー賞を取りたい野心はありましたか。

 ホフマン

 いっぱい賞にノミネートされたかったのに、アカデミー賞に何もノミネートされなくて文句はたっぷりあるよ。

 太田

 それなら日本アカデミー賞を取れるといいですね。

 その流れで、自身の監督作への出演をオファー。「OK」をゲットした。

 さらにホフマンからは、来日前にプロモーションで立ち寄ったフランスで、小便を我慢できず立ちションしたら、隣が交番だった「事件」など、珍エピソードが次々飛び出した。太田は対談後、放心状態となり「何だか現実じゃないみたい」と感激に酔いしれていた。