歌手福田こうへい(38)が所属事務所とトラブルになっていることが24日、分かった。この日、事務所は日刊スポーツなどに「度重なる債務不履行に対して、話し合いに応じるよう努めてまいりましたが、本人にその意思がないと判断し、法的手続きを開始いたします」との文書を送付した。今日25日発売の週刊新潮も「福田こうへい移籍の異常事態」の見出しで双方の対立を報じている。

 事務所関係者によると、福田は事務所に知らせずに、地元岩手県で来年の仕事を決めたといい、そのことを契約違反だと指摘する。

 一方で、福田の公私にわたる岩手在住の支援者は「そもそも契約期間は2年で、今年の12月31日で終了。だから来年の仕事は事務所とは関係ない」と反論する。

 民謡歌手出身の福田は12年のメジャーデビュー曲「南部蝉しぐれ」が27万枚の大ヒット。昨年のNHK紅白歌合戦に初出場した。今年4月発売の「峠越え」も15万枚突破で、今年の紅白に連続出場を決めている。

 歌謡界の新星に突然降って湧いたトラブル。年末の福田はステージだけでなく、事務所との“場外乱闘”にも注目が集まりそうだ。