こんにちは。先週、シンエンペラーに関するお知らせが矢作厩舎のX(旧ツイッター)公式アカウントから発表されてご存じの方も多いと思いますが、今年は凱旋門賞挑戦を断念することになりました。非常に残念ではありますが、今はまず無事に帰国することと、今後の活躍を祈ることしか出来ません。
シンエンペラーは当初の予定通りアイルランドからフランスへ移動し、健康状態を回復することに専念しています。9月27日にフランスからドイツ経由で移動し、28日の夕方に成田空港に到着する予定になっています。現在フランスはデモやストライキなどがあり、予定通り帰国できるよう手配をしています。
そして、今週は雨予報も多く、来週末の凱旋門賞が行われるロンシャンの馬場状態が非常に気になりますが何とかいい馬場状態で開催されてほしいです。帯同馬のジャックオダモは、現地時間の明日、水曜日にコンピエーニュ競馬場で出走する予定で、鞍上はフランス若手ナンバーワンのプーシャン騎手の予定です。ここまでシンエンペラーを支えてくれたパートナーが、帰国前に素晴らしい走りを見せてくれるとうれしいです。馬券販売はありませんが、皆さまも応援のほどお願いします。
話は変わって、私は先日の遠征先のアイルランドで1年に1度のユニークな競馬を見に行くことができました。
競馬場の名前はレイタウン競馬場といいますが、場所はビーチです。ビーチに簡易的な柵を付けて砂浜で直線競馬をします。私が見た中では最長距離が1400メートルで、海水も流れてきたりと、とにかく言葉では表せないほどの馬場でした。そして、騎乗してる騎手はアイルランドのトップジョッキーばかりが参加することで、開催は大盛り上がりでした。
私の中で1番驚いたことは、装鞍所が無くて馬運車の中でレース用の鞍を置いて、馬運車からパドックに馬が入って来る事と、ジョッキールームが日本の運動会で使われるようなテントで本当にお祭り感覚の真剣な競馬には驚きました。もし、日本でもいつかこのようなユニークな開催が行われたらと思います。
(レースホースコーディネーター)



