今回の「コンピ×騎手ここだけの話」は


・絶好調な武豊騎手の狙い方

・コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・無料公開レース(土曜阪神11R)予想


この3点についてお話ししたいと思います。



●絶好調な武豊騎手の狙い方

新人騎手のデビューやベテラン騎手の引退。新たな出会いと別れが交じり合う3月ですが、そんななか今年は絶好調のレジェンド騎手がいます。はい、武豊騎手です。

先週終了時点で20勝を挙げ、リーディング順位は8位ですが、内容が素晴らしいんです。勝率21.7%はルメール騎手、川田騎手に次いで3位の成績。3着数はトップ10位以内で唯一ひとケタの7となっています。とにかく勝ち負けまで持ってきている印象です。

チューリップ賞や京都牝馬Sでも見事な末脚を引き出しての勝利でした。ここに今の武豊騎手の馬券攻略におけるヒントがあります。

上がり3Fが1~2位の馬に限定すると、勝率は46.7%まで上昇。複勝率は8割を超えるハイアベレージ。単勝回収率は229%と配当妙味まで兼ね備えています。

つまり、控える競馬ができる馬とのコンビを組んだときを狙うんです。先行勢の崩れそうなハイペースが見込まれるレースでも買いだと思います。チューリップ賞が最たる例でしょう。

逆に考えると、正攻法で先行して押し切るパターンは危険です。日々トレーニングを怠らないレジェンドとはいえ、年齢は54歳。馬を出していって抑えるのは難しくなっているのでしょう。

今の武豊騎手は、差し馬で狙う。

そう覚えて今週末の競馬に挑みましょう!



●コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・中山

土曜のメインは中山牝馬Sです。この騎乗で古川奈騎手、岩田望騎手、西村淳騎手が遠征となりました。

短期免許の外国人騎手はムルザバエフ騎手のみとなりましたので、先週までキング騎手が担っていた馬が誰かの手に渡ることになります。そのあたりを意識していきましょう。

前半の馬質は分散傾向ですが、強いて挙げるならルメール騎手ですね。ただ、金曜の雪の影響が残るはずなので、そうなると注目は津村騎手。道悪が上手い騎手です。

後半は横山武騎手、菅原明騎手がよさそう。ルメール騎手はそこまで馬が集まっていない印象です。


注目騎手:ルメール騎手、津村騎手、横山武騎手、菅原明騎手、戸崎騎手



・阪神

阪神メインはコーラルSです。東からの遠征はありません。西の上位騎手は阪神に残りました。坂井騎手が騎乗停止です。

前半は松山騎手、ムルザバエフ騎手がよさそうですが、全体的に馬質は分散しています。川田騎手も過信しないようにしましょう。

後半は川田騎手の馬質が一気に上がります。もし前半で人気を裏切るようなら、意外にも配当妙味が期待できるかもしれません。その他では冒頭で触れた武豊騎手ですね。差し馬で狙いましょう。


注目騎手:川田騎手、武豊騎手、ムルザバエフ騎手、松山騎手



・中京

今週から3週間の中京開催が始まります。開幕週は判定だけでなく、先行馬の前残りにも注意したいですね。

前半は藤岡康騎手、三浦騎手がよさそう。後半は柴田裕騎手に2勝目のチャンスがありそうですが、その他のレースは馬質がバラバラです。判定を見つつ馬券を組みたいですね。


注目騎手:藤岡康騎手、三浦騎手  



●無料公開レース(土曜阪神11R)予想  

 
 

【★S軸テーオーステルスが連勝だ!】

引き続き川田騎手を確保したテーオーステルスがレースの中心。相手が「B相手」までなら、ここも勝ち負け必至だ。外枠を引けた点もプラスだろう。相手は順当に判定馬中心に組み立てる。「穴☆」の2頭の激走にも期待したい。


推奨買い目

単勝(16)

馬連流し(16)-(3)(4)(8)(9)(10)(11)(12) 7点