21年に川崎スパーキングスプリントが重賞に格上げされ、それと同時にA2下のトライアルとして準重賞のスパーキングスプリントチャレンジが創設された。過去2年は船橋勢が勝利。一昨年はフルゲートに至らないほどだったが、16日に行われた今年は他場に優先して出走できる地元の川崎勢だけでフルゲート12頭が埋まり、他場からは出走すらかなわなかった。3年目を迎えて1ターン、900メートルのこの路線を狙う陣営が増えてきたということか。
今年の勝ち馬はプリモパイソン(牡5、内田)。今回が初騎乗だった御神本騎手は「前回の船橋(A2下特別)のメンバーで5着に残っていたので、そこそこにはやれるなと。スタートも決まって、斤量も55キロ。返し馬でいい感じの走りをしていたからワンチャンスあるなと思っていたけど、勝ち切るとはね」。今回もB1から格上挑戦。A2に比べて2キロ軽い負担重量も効いたとはいえ、53秒6で1馬身半差の完勝だった。
これで24戦7勝。54秒8で逃げ切った2歳5月のデビュー戦を含め、勝ち星はすべて川崎900メートル。内田師は「やっといくらかよくなってきました」。これからこの路線をにぎわす存在になるかもしれない。【牛山基康】



