第105回全国高校野球選手権に初出場の新潟代表・東京学館新潟は8日、兵庫県内で練習し、9日の市和歌山(和歌山)との1回戦に備えた。
捕手の八幡康生主将(3年)は「笑顔で校歌を歌いたい」と初戦突破を誓った。この日は実戦形式など約2時間の練習。八幡主将は左腕のエース涌井陽斗(3年)ら投手陣の投球をブルペンで受けた。シート打撃では球足の速い左前打を放った。3番に座り、新潟大会では本塁打1本を含む7打点をマークした中心打者。大阪入りしてからは投手陣の調整相手をする時間が多かっただけに「いいイメージで打てた」と試合直前の1本は安心材料になった。
午前中にはナイン全員で甲子園に行き、花巻東(岩手)-宇部鴻城(山口)戦を観戦。初めて実戦が行われている甲子園の空気を味わった。「安打が出るたびにどよめいたり、歓声がすごかった」。八幡主将は独特の雰囲気を感じた。改めて「のまれないように自分たちの野球をすることが大切」と気を引き締めた。
もっとも、その意思確認はできている。7日の夜、宿舎で選手だけでミーティングをした。練習に向かう姿勢など、それぞれが考えていることを言葉にした。そして「最高の準備をしよう」とまとまった。
旅川佑介監督(41)も「やるためにここに来た。だからやろう」と言う。八幡主将は「新潟大会と同じように、粘り強い東京学館新潟の野球をやる」と普段着を強調した。

