心配無用デ~ス! 左脇腹の張りを訴えてキャンプを途中離脱した阪神の新外国人マット・ヘイグ内野手(30=ブルージェイズ)が2日、甲子園で1軍練習に復帰した。5日の2軍教育リーグ中日戦(鳴尾浜)で実戦復帰し、1軍実戦は12日からの日本ハム2連戦(甲子園)が目安となる。開幕に向け、急ピッチ仕上げに自信をみせた。
寒風吹きすさぶ甲子園でヘイグは黙々と打って守って走った。フリー打撃では38スイングで柵越え2発。ツボにはまれば、軽々と左翼フェンスをオーバーさせた。「米国ではなかなか土のグラウンドはないから慣れないと」。三塁でコツコツとノックを受け、走塁練習も敢行。何食わぬ顔で全メニューをクリアした。
「いい感じで汗を流せた。寒かったけど、自分ができることはできた」
沖縄・宜野座キャンプ中に左脇腹の張りを訴え、最終クール開始前日の2月24日にひと足早く大阪に戻った。以降は2軍練習に参加し、この日ようやく1軍に再合流した。金本監督から鋭い視線を送られながら、投内連係でも三塁守備を無難にこなした。患部をかばうようなシーンはなく、周囲もひと安心といったところだ。25日のシーズン開幕に向け、力強い言葉も飛び出した。
ヘイグ 2、3試合というのは冗談になるけど、そんなにたくさん試合に出なくても合わせていけるよ。今まで米国でやってきた感じでは、数試合に出ればアジャストできる。
今日3日からの1軍オープン戦ソフトバンク2連戦(ヤフオクドーム)には同行せず、5日の2軍教育リーグ中日戦で実戦復帰する予定。すでに開幕まで1カ月を切っているが、急ピッチでの仕上げに自信をのぞかせる。
指揮官は「寒い中、意外と振れていたね。これからも無理はさせない。再発が一番怖いから」とした上で、1軍戦合流の時期については「東京に行く前ぐらいでいいんじゃないかな」と説明した。関東遠征に向かう直前、12日からのオープン戦・日本ハム2連戦が目安になりそうだ。
仮に12日の日本ハム戦をクリアすれば、開幕までに最大8試合の1軍戦出場が可能となる。「たくさん出なくても、今まではやっていけていたからね」。ヘイグの言葉を借りれば、まだ十分すぎる試合数が残っている。【佐井陽介】
<ヘイグこれまで>
◆キャンプ 2月1日の室内フリー打撃から、スイングの速さで周囲の度肝を抜く。6日、7日のシート打撃で2日連続無安打ながら、9日の初特打で上昇気配。59スイングで19本の柵越えを放った。11日の紅白戦に5番三塁で先発し、2点適時打を含む3打数2安打。
◆負傷 紅白戦翌日の12日、左脇腹の張りを訴え、フリー打撃を20スイングで中止。別メニュー調整となり、フリー打撃を再開したのは20日。
◆離脱 24日の午前中に約1時間練習した後、沖縄から大阪に戻った。26日に鳴尾浜での2軍練習に合流。ブカブカになったズボンを指摘されるなど、激やせが目立った。



