阪神大山悠輔内野手(31)が3試合ぶりの復帰戦を自らの快打で飾った。初回、高寺の先頭打者アーチに続いて1死一塁で打席へ。アクシデントで緊急登板した小沢のスライダーを強くたたいて中越え二塁打。佐藤を迎え入れた。
「初回からいい攻撃ができたと思う。1点で終わらずに追加点が取れてよかった。テルもよく走ってくれました」と振り返った。
死球や守備での接触などが重なり、コンディションを配慮されて2試合を休んだ。「本人は出たがっていた」と藤川監督は大山の責任感の強さを口にしていたが、出たい気持ちは我慢。休日も含めて3日間、心技体の調整に努めた。
8回には阪神ファンがひしめく左翼席へ、高々と打ち上げる5号ソロ。完全復活を高らかに告げた。グラウンドを歩いて引き揚げる際は、一番と言っていい大歓声が響いた。「チームが勝ったのが一番。それまで試合に出られず、迷惑をかけていたので、そういう意味では勝利に貢献できたので良かったなと思います。また明日しっかり頑張りたいと思います」。大山の存在はただのプラス1ではない。それを証明するような試合だった。【柏原誠】



