全パのソフトバンク松田宣浩内野手(36)が、近本のサイクル安打となった三塁打のクロスプレーを悔しがった。7回、左翼超えの打球で、左翼-遊撃と中継され三塁へ。三塁を狙った近本ときわどいタイミングになったが、捕球できなかった。「あれは捕れなかった。下もぬかるんでいたし」と、振り返った。

この日は6番三塁でフル出場も4打数無安打。シーズン中には追い込まれるとバットを短く持つが、この日は長いまま狙ったが、最後の打席も一邪飛に終わり8度目の出場、通算47打席で本塁打なし。球宴初「熱男」はならず「熱男は持ち越し。必ず1本打つまで球宴に選ばれ続けたい」と前を向いた。

「今日はフル出場できてよかった。打撃の内容もよかった」と2試合のお祭りを楽しみながらも、しっかり打撃の調子はキープし後半戦へ挑む。