日本ハムは2日、野村佑希内野手(19)が1日に都内の病院で精密検査を受け、左股関節後方亜脱臼と診断されたと発表した。

全治5カ月の見通しで今季中の復帰は絶望的。来春キャンプでの本格復帰を目指すことになりそうだ。今後は約4週間、入院する見込み。8月31日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)の試合前練習中に患部の違和感を訴えていた。

野村は18年ドラフト2位で花咲徳栄(埼玉)から入団して1年目。高校時代は通算58本塁打を放ち、17年夏は2年生4番として全国制覇に貢献。3年夏はエース兼4番として甲子園で2本塁打を放った。主に投手と一塁手を兼任していたが、プロ入りと同時に三塁手に挑戦。今季はここまで1軍未昇格だが、イースタン・リーグでは通算75試合に出場し、打率2割4分5厘、5本塁打、32打点を記録していた。