日本ハム野村佑希内野手(21)が、快挙達成で進化を証明する。現在シーズン99安打。高卒3年目までにシーズン100安打以上は、球団では金子誠(96年)以来となる。今季は左膝関節炎や不振など試練を味わいながら、プロ入り初の「4番」で出場するなど成長への足掛かりにした。来季は規定打席到達を目標に、さらなる飛躍を目指す。
◇ ◇ ◇
今シーズンも、残り2試合。野村が、快挙達成に王手をかけている。今季開幕戦の3月26日楽天戦での1安打から始まり、ここまで99安打を重ねてきた。高卒3年目までにシーズン100安打以上となれば、球団では現野手総合コーチの金子誠(96年)以来となる。「あまり執着はありません」とクールに話したが「1試合1本以上のヒットを打てていることに、少し成長という部分は感じたと思います」と、かみしめた。
故障を乗り越え、安打を刻んできた。4月に左膝打撲による関節炎で離脱。下半身の強さが増し、体をうまく使えるようになったことがコンスタントに安打が出る要因の1つになった。「自分の中で打球への力の伝え方が、すごい変わったなという実感があります」。成長を証明するように、100安打の大台が迫っている。「100安打に関しては1年間ケガなく出ていれば、達成出来た数字」と謙虚に受け止めた。
未来の主軸として、記録到達を進化への足掛かりにする。8月25日ロッテ戦では、公式戦で初めて「4番」に抜てきされた。「こんなに早く打てると思っていなかった」と期待の大きさを実感した。来季は開幕から4番出場を目指し、規定打席超えも見据えている。4番に見合う姿になるため「3割20本塁打」を掲げ「最低限クリアしたい。打率、ホームラン、打点の全部、他のチームの主軸に見劣りしないくらい、それ以上に打てるようにもっと練習していきたい」と自覚をにじませた。



