「NPB AWARDS 2021 supported by リポビタンD」が15日、都内で行われた。

第1部のファーム表彰式では3年ぶり17度目の優勝を果たした阪神の平田勝男2軍監督(62)が登壇、表彰を受けた。終盤には18連勝も達成した。

「いい重圧の中で戦えて、選手たちの力が付いた。僕らが言うんじゃなく、選手たちが口々に『今日も連勝を伸ばしましょう!』とかね。もちろんファームは育成(の場)だけど、その中で若い選手たちが勝ちを意識していた」

ファーム選手権ではロッテを下して日本一になった。壇上では「選手には勝負ごとは最後まであきらめるなと指導しているが、ファーム選手権では8回まで0-2で負けていて、ちょっとダメだな、とあきらめかけたところ、9回に3点を取って逆転。最後まであきらめるなと言っているわりに私があきらめていたところ、選手たちに監督しっかりしてください、と教えてもらったファーム選手権だった。このことを胸に、これからも若手育成していきたい」とスピーチした。