17日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けていた巨人の重信慎之介外野手(28)が29日、療養期間を終えて、川崎市のジャイアンツ球場での2軍・3軍選手の合同自主トレに合流した。重信は無症状で陽性が発覚。療養中は体調を見ながら「可動域が固まらないように」と柔軟運動や筋力トレーニング、素振りなど、なまらないように可能な限りで体を動かした。

療養後も後遺症などはなく、復帰初日はマシン打撃も実施した。療養期間のブランクもあるため、春季キャンプは3軍からスタート。「そんなにゆっくりやっていけるような選手でもないので、焦ってけがするのもよくないですけど、しっかりと自分の体と会話しながらやっていきたい。1軍のキャンプに呼んでいただけるようにしっかりとアピールしていかないといけない。なにか秀でるものがあればいただけるチャンスはあるかなと思うので、打撃、守備、走塁と全てにおいてしっかりとやっていきたい」と決意を新たにした。