打線の援護に支えられ、ロッテ美馬学投手(36)が今季9勝目を挙げた。

初回から強い打球を浴びることが目立ったものの、要所をしのぎ、6回被安打6で1失点(自責点0)。「最初は守りに入りそうな雰囲気だったところで何とか1点で踏ん張れたし、1点で済んだところが6回まで投げられた要因ですね」と振り返った。

後半戦は投手陣でもピカイチの安定感を見せている。井口資仁監督(47)は「オールスター以降しっかりと投げてくれているので。次回この感じだと中5日になるんですかね」と、コンディション次第で28日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発する可能性があることを明かした。

一方で、リリーフの唐川侑己投手(33)はこの日もオリックス野口に2ランを浴び、3試合連続被弾と苦しいマウンドが続く。井口監督は「ちょっと球の制球というか勢いもちょっと。自信をなくしているところもあるのかなと思いますし、3試合連続になってしまったので…またちょっと考えていきたいと思います」と話すにとどめた。