広島が全員野球で完封勝ちを飾り、2位での本拠地CS開催に前進した。先発の九里亜蓮投手(32)が7回無失点で今季8勝目(7敗)。打線は6回に2番羽月隆太郎内野手(23)の右翼線適時二塁打などで2点を先制すると、9回には末包昇大外野手(27)が緊急代打登場で左前適時打を放った。

新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。

-中日柳から羽月、小園の適時打で2得点

新井監督 若い同級生コンビがね、粘り強くナイスバッティングだったと思います。

-九里の投球は

新井監督 いや、もう何も言うことないでしょ。ナイスピッチングでした。アツ(会沢)のナイスリードですね。亜蓮の時もそうだし、ブルペン陣の時も、アツが引っ張ってくれた。

-末包は2ボール2ストライクからの代打でよく打った

新井監督 なあ。これも自信にしてほしい。2ストライクと追い込まれて状況でね。いつも2ストライクから出した方がいいのかな?(笑い)。本当にスエもよく打ちましたよね、あの状況で。ナイスバッティングでした。

-先発投手に白星がつくのは9月2度目

新井監督 でもその前まではちゃんと先発投手が試合を作ってくれて、ブルペンにつないでと、先発投手も頑張ってくれていた。シーズンは長いし、残り試合少なくなる中で波はあるからね、絶対。そういう中で九里がしっかり試合を作ってくれた。ナイスピッチングだった。アツも含めてね。

-九里は7回まで

新井監督 球数的にもちょうどいいかなというのもあったし、残り試合少ない中でタイトル的なモノを狙える位置にいる選手もいるので。島内のホールドとか。そういうのもいろいろ頭に入れながら。

-島内は球団最多ホールドに並んだ

新井監督 まだ終わっていないけど、彼にとっては本当に飛躍のシーズンになっていると思う。もともと彼の持っているモノを考えれば、これぐらいできるポテンシャルがあった。これからも自信にしてもらいたい。

-投球を左手に受けた田村は

新井監督 ちょっと心配ですね。

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