広島中村奨成外野手(26)が16試合ぶりの7号ソロでチームの連敗を6で止めた。同点の9回。巨人石川の浮いた変化球に反応した。「スタンドまで届くとは思っていなかった。とにかく塁に出て何とかしようと思った」。無駄のない始動からバットを振り抜き、決勝アーチを左翼席に運んだ。
昨季まで1軍と2軍を行ったり来たりするシーズンが続いた。今季はバットを右肩で担ぐようにして構える新打法で1軍に定着。試合数に本塁打や打点はキャリアハイを大きく上回る。複数打席立てる立場を得て、投手との駆け引きも磨かれた。新井監督も「いいホームランだった。徐々に勝負強さも出て来ているし、技術的に昨年とは違う。結果にもつながっているので、自信になっているのかなと思います」と成長を認める。連敗を6で止めた1発は、逆転CSに望みをつなぐだけでなく、来季以降にも明るい光となった。



