広島からドラフト1位で指名された仙台大・平川蓮外野手(21)が28日、地元の札幌市内で仮契約に臨んだ。契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で合意。背番号は51に決まった。鈴木誠也、小園海斗が背負った出世番号に「重い番号だと思っている。自分がその選手にふさわしくなれるように頑張っていきたい」と力を込めた。

目指すは“一人二役”だ。目標に「トリプルスリー」を掲げるスイッチヒッターは「左はシャープにスイングして、右はパワフルにスイング。左は小園さん、右は鈴木さんみたいな感じで」と、両打席でのイメージを膨らませる。ともにセ・リーグ首位打者を経験。「自分もタイトルを取れたら」と背中を追う。

25日まで3週間、母校・札幌国際情報高で保健体育の教育実習に臨んでいた。期間中は札幌市内の実家で家族と過ごし、母陽子さんが作る大好きなハンバーグを食べて力をつけた。この日は、北海高監督の敦さんも同席。両親が見守る中で「恩返しがしたい。開幕1軍を目指して、1年を通して活躍できる選手になりたい」と力強く誓った。【保坂果那】

◆平川蓮(ひらかわ・れん)2004年(平16)3月31日、札幌市生まれ。小学4年から野球を始め、中学時代は軟式野球部所属。札幌国際情報では投手兼外野手。甲子園出場はなし。仙台大進学後は1年秋から野手専念、2年秋からスイッチヒッター。4年秋にはリーグ戦で本塁打王、打点王、盗塁王、ベストナインの4冠。今年7月の日米大学野球で大学日本代表入り。187センチ、93キロ。右投げ両打ち。父は夏の甲子園最多41度出場を誇る北海(北海道)の平川敦監督。

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