WBA世界フライ級とIBF世界ミニマム級のダブル世界戦(22日、大阪府立体育会館)の予備検診が20日、大阪市内の病院で行われ、WBA世界フライ級王者フアンカルロス・レベコ(31=アルゼンチン)と挑戦者の同級3位井岡一翔(26=井岡)、IBF世界ミニマム級王者高山勝成(31=仲里)と挑戦者の同級9位ファーラン・サックリン・ジュニア(21=タイ)の4選手とも異常はなかった。

 日本人2人目の3階級制覇へ再挑戦する井岡は「ここまで問題なく来ている。かなりいい仕上がり」と自信の表情。初防衛戦の高山は「先につながる大事な試合。勝利して先に進みたい」と意気込んだ。