NXT王者フィン・ベイラーが21年初戦で初防衛に成功した。挑戦者にカイル・オライリーを迎えるという20年NXT年間最優秀試合に選ばれたカードの再戦で防衛戦に臨んだ。前回、王座防衛に成功しながら2カ所のあご骨折に追い込まれたベイラーが今回もベルトを死守した。

ベイラーがコブラツイストで絞めると、挑戦者はロープを噛んでエスケイプ。ロープブレイク後、王者はすかさずロープを蹴り上げて「お返し」とばかりにオライリーのあごにダメージを与えた。さらにスリング・ブレイドからのダブル・ストンプ、ドロップキックを放って攻め込んだ。

オライリーのスーパープレックスからブレーンバスター、腕ひしぎ逆十字固めでを受けたものの、最後はベイラーが寝技式コブラツイストでオライリーを捕獲し、ギブアップを奪ってみせた。ベイラーにとっては因縁を決着させる王座防衛となった。