大関経験者で東前頭4枚目の高安(35=田子ノ浦)が、悲願達成を逃した。史上2位となる初土俵から119場所目の初優勝を目指したが、3敗で首位に並んだ大関大の里に優勝決定戦で敗れ力尽きた。

技能賞を獲得した高安。NHKのインタビューに応じ、「やりきりました。悔いはないです」と言い切った。だが、アナウンサーに「悔いはないですか?」と聞き返されると、「ないって言ったらうそになります」と正直に回答。「でも、出し切りました。今持っている力を」と絞り出した。

優勝同点&次点だけで8度。ほかにも優勝争いに加わった回数は何度もあったが、賜杯に手が届いたことは1度もなかった。今回も夢破れたが、「忘れられない場所になった。ホントに悔しい気持ちを忘れずに、また5月に向けて体作りたい」と前向きに話した。

最後は「また優勝を目指したい」ときっぱり。悲願へ、何度でも立ち上がる。

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