幕下最下位格付け出しの大森(22=追手風)が、豪聖山(20=武隈)を下しデビューから3連勝を飾った。立ち合いで右を差しにいき、左の下手を取ると、頭を低くつけた。土俵際では相手の粘りにあって体勢を入れ替えられ、ヒヤッとする場面もあったが、最後は落ち着いて相手の頭を押さえ込み、下手出し投げで仕留めた。「途中で止まったので、形をつくりながらじっくり相撲を取ったつもりです」と内容を振り返り、際どい場面には「ちょっと」と苦笑い。それでも、日に日に増す館内の声援には「おかげさまで」とイケメンらしい笑顔を見せた。

将来的には第63代横綱のしこ名を受け継ぎ「史上最強の新弟子」とも称されるモンゴル出身の三段目旭富士(23=伊勢ケ浜)との対戦にも期待が集まる。「いつかやってみたいですね」と胸を躍らせつつ、「目の前の一番に集中していきたいです」と足元を見据えた。