女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の23日の平均視聴率が19・7%、24日が19・0%(いずれも関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は5月13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 あらすじは、みね子(有村架純)は鈴子(宮本信子)からも由香(島崎遥香)に届け物を頼まれるが、またしても由香は飲食代を払わずに逃げてしまい、怒りを覚えるみね子。その夜、省吾(佐々木蔵之介)はみね子を馴染みのバーに連れて行く。そこで省吾は、なぜ由香と絶縁状態なのかを説明する。戦争で失ったものを取り返そうと懸命に働くあまり、妻を亡くし、由香に恨まれてしまったのだと。また、鈴子も同じ悩みを抱えていて…いう内容だった。