歌手安室奈美恵(39)が、週刊誌「女性セブン」に男性との交際を巡る虚偽の記事を掲載され、名誉を傷つけられたなどとして、発行元の小学館側に計1億1000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、東京地裁に提訴していたことが21日、分かった。

 訴状によると、女性セブンは14年8月28日号などで問題の記事を掲載。16年9月8日号では、安室が長男と並んで歩いている様子を無断で撮影して載せた。

 安室側は、記事は事実ではなく、「名誉毀損(きそん)とプライバシー権の侵害で、強い不快感と不安を覚えた」と主張。女性セブン編集部は「係争中なのでコメントは差し控える」としている。