日本テレビ系連続ドラマ、高畑充希(25)主演の「過保護のカホコ」(水曜午後10時)の23日第7話の平均視聴率が10・8%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第6話は10・9%だった。

 民放連続ドラマ初主演となる高畑と脚本家の遊川和彦氏がタッグを組んだ本作。過保護に育てられた女子大生が、社会に出て、自分の中に眠っていた本当の力を目覚めさせてゆき、家族の問題を解決していくホームドラマだ。主題歌を星野源が担当している。

 第7話は、カホコ(高畑充希)は初代(三田佳子)が重い心臓の病気を隠していることを知ってしまう。家族に黙っていて欲しいと頼まれたカホコは、泉(黒木瞳)たちに話さないことが正しいことなのか確信が持てずに苦しむ。そして、イト(久保田紗友)の誕生日会が近づくが、節(西尾まり)が今年は中止にしたいと言い出す。なんとかしたいカホコはイトを説得しようと試みるが、イトからは家族だと思っていない、とキツい言葉をかけられてしまう。さらに、衛(佐藤二朗)と環(中島ひろ子)からも欠席の連絡が。次々に深刻な問題が露呈する家族のために奔走するカホコと、それを心配する初(竹内涼真)との関係にも微妙な変化が…、という内容だった。