広末涼子(37)が20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「ミックス。」(石川淳一監督、10月21日公開)完成披露舞台あいさつで、劇中で卓球のミックスダブルスを組んだ佐野勇斗(19)の母に見られるのだけは避けたいと思っていたと打ち明けた。

 舞台あいさつで「今だから言えるお互いの印象は?」と聞かれると、佐野は「僕の父が、広末さんの大ファンでありまして、うらやましがられた」と笑顔で口にした。撮影中、減量中だったのを知った広末が減量弁当を作って持ってきてくれたエピソードも明かし「僕は愛知県出身なんですけど、父に『送ってこい。食べるな!』と言われた」と笑いながら語った。

 それを聞いた広末は「先輩なのに(卓球の演技で)失敗しないように頑張らなきゃ…と思って(佐野に)年齢を聞いたら、驚きの若さ。ヘタすると(年の差が)親御さん。お母さん、親子に見えないよう、気を付けようと思った。本人(佐野)には言ってないですけど、それだけは避けたいなと思った」と苦笑した。

 広末は、佐野が「こんなお母さんがいたら、めちゃくちゃうれしい」と言うと、「お母さんって言わないで」と苦笑い交じりで返した。佐野が「親戚のお姉さん。親切にアドバイスしてくださって、頼りがいのある姉御的存在…お母さんじゃなくて」と言うと「OK、OK。ありがとう」と笑みを浮かべた。