女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の10日に放送された第139話の平均視聴率が22・6%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、蝉のなく夏の暑いある日、晴(松雪泰子)の入院が決まり、鈴愛(永野芽郁)は、パジャマを買って岐阜に帰ってきた。そこで律(佐藤健)にひどいことを言ってしまったと相談。晴は律を応援するときだと鈴愛にアドバイスした。後日、鈴愛は謝罪するため律の家に向かうと、律は別れた元妻の再婚でのお祝いの花を贈る手配をしていた。鈴愛は謝罪とこれからも応援することを伝えると帰る間際で、晴が入院する病院の話になった。名古屋の病院は周りがビルで囲まれており病室でも自然を感じられるようにと絵を描いてきたことを話す。すると律は少し考え、鈴愛が口にした「そよ風の扇風機」を作ったらいいと話した、という内容だった。