女優門脇麦(26)主演映画「チワワちゃん」(二宮健監督)公開舞台記念あいさつが19日、東京・新宿バルト9で行われた。

岡崎京子氏の同名漫画が原作で、友人チワワちゃんの死をきっかけに揺れる若者をエモーショナルに描いた作品。門脇は「みんな同世代で、遊んでいるシーンが多かった。みんなで一生懸命遊びました。楽しかったと同時に疲れたんですけど、あらためて若いってすごいなと思いました」。共演の成田凌(25)は「ト書き1行で1日半、みたいな時もありましたね。楽しい時間も流れているけど、ご飯の時はお芝居の話をしないバチバチ感があって。いい緊張感が保たれていると思いました」と、二宮監督を含め同世代が多かった撮影を楽しげに振り返った。

物語にちなみ、600万円を手に入れたらどうするか聞かれると、門脇は「全額貯金します。家をいつか買いたいので頭金にしたい」と堅実さを感じさせる回答。成田は「麦ちゃんとは何回か共演したけど、いつも絶妙な距離感で。この作品でも他の作品でも、ビンタしてビンタされるみたいな関係なので、いつかほっこりした映画を撮りたい。家族とか兄弟とか。長年寄り添った夫婦とかやりたいですね。ほっこりした600万にしたいです」と自らメガホンを取る監督作のプランを明かした。さらに「麦ちゃんのマネジャーから『クズだと思ってるよと思ってるから』と言われています」と苦笑いしていた。

ほか、松本穂香(21)吉田志織(21)らが出席した。