昨年5月16日に亡くなった歌手西城秀樹さん(享年63)のメモリアルイベント「“HIDEKI UNFORGETTABLE”DAYS」が16日、東京・豊洲Pitで行われた。

14日から同所などで衣装の展示やフィルムコンサートなどのイベントが開催されており、命日となったこの日は、ファンクラブ会員限定で、1985年(昭60)に行われた東京・日本武道館公演の上映会が行われた。

上映後には、西城さんとゆかりがあったフリーアナウンサー徳光和夫(78)岩崎宏美(60)クリス松村が登壇して、トークショーも行われた。トークショー後にも取材に応じた所属事務所の後輩でもあった岩崎は、デビュー当時について「秀樹さんが外国の歌をカバーして日本語訳で歌っていた流れで、私もその形で歌うのがパターンになっていた。事務所に入った時も、スターすぎて、人のオーラって見えるんだって思いました」と振り返った。

全国から駆けつけた1200人のファンを前に、岩崎は「一周忌を迎えて寂しいけど、こうしてファンの皆さんに会えてうれしかった。一ファンとして秀樹さんを尊敬しながら、これからも歌っていきたい」と誓ったが、ファンの熱意を感じたといい「私もそうであったら…と想像してしまうほどで、うらやましくも感じました。秀樹さんもすごく喜んでいたと思います」と話した。